【書評感想ネタバレ☆4】キュレーターの殺人

評価 7/10

興味をそそる不可解な現象がテンポよくでてきて楽しめた。続きを気にならせる文章の構成が上手くページを読む手が止まらない。雑学的な要素も所々出てきた。犯人の動機や戦闘シーンなど興味が持てず。

【書評感想ネタバレ☆4】ブラックサマーの殺人

評価 7/10

手に汗握る対決!

 ハラハラしてとても楽しめる作品でした。冒頭の設定から、冤罪をかけられた主人公が払拭のため捜査するという、ハラハラするものだった。

 各章の終わりに予想外の事実が判明するなどして、次の章へと興味をひかせる技術がよかった。

 途中で主人公の目標が変わるところも教訓的だった。

【書評感想ネタバレ☆4】カラーレシピ(はらだ)

評価 7/10

魅力的なキャラクターが織りなす予測不能の物語!

悪役の価値観に常軌を逸するものを感じつつも合理的で説得力があり魅力的だった。心理描写の巧さがキャラの魅力に貢献していた。オチが好きな展開だった。 

【映画感想ネタバレ☆4】すずめの戸締り

評価 6/10

細かな演出は力作だったが脚本がダメ。

雰囲気作りがよく、山場で発揮されていて演出力なのだろう。ねこの声や緊急地震速報の音声など感情が動かされた。

脚本は伝えたいことが見えず、見終わったときに何も残らなかった。霊的な話は興味持てず。地震とか龍とか感情が動きそうなモチーフが脈絡なく詰め込まれているさまはB級映画的で興行成績の評価が高すぎる。

【書評感想ネタバレ☆5】<よそおい>の心理学

とてもおすすめ。たくさんの研究結果が根拠になっていて説得力がある。心理学の理論もででてくるので (著者が博識ですごい)衣服に興味がなくても勉強になる。どのような衣服を選択するかやファッション業界についても説明されていてファッションにうとい私は役に立った。