【書評感想ネタバレ☆3】にいちゃん(はらだ)

評価 5.5/10

常識や規範になじめないキャラクターが、間違っているのは社会のほうだという論理を構築し自分の道を貫くシーンが印象的だった。常識が覆される展開はフィクションの醍醐味の一つだろう。しかし、類似のテーマの作品に比べてディティールが弱い。

【ドラマ感想ネタバレ☆5】ムービング

評価 8.5/10 Disney+

 アクションは革新的で、表現技法は巧み、他にない展開は面白く、キャクターの魅力が大ボリュームで描かれる名作!

 アクションは、主人公の能力が珍しい設定で新しい。スローモーションが時折入り気持ちいい。能力を使った俺つえー展開が多め。カメラワークが引きの画を減らしている体感。状況が全て分かってしまうより、アップの映像から徐々に情報が明らかになっていて驚きがありよかった。

 シナリオは予想を裏切る展開を重視していた。うまいと思ったミスリードがあって、敵が生徒を襲おうとするところでそれを先生がかばおうとしたろころで、親が助けるシーン。ピンチになってから誰かが助けにくるシーンはベタだろう。本作は工夫があり、先生が助けるのかというミスリードにより、親が助けに来るところで意外性が生まれた。ほかにも王道なシーンがでて感動してたら実はこういう別の意味がありましたなどのテンプレでは終わらせたくない執念を感じた。

 序盤で登場したキャラクターが、実はこんなバックボーンがありましたという構成になっていて密度が濃い内容。最後は魅力が高まったキャラ同士の戦闘。

 

 

 

【映画感想ネタバレ☆4】マイエレメント

評価 6.5/10 Disney+

他民族の輪に入る緊張と報われる喜びが感動的。しかし最後がご都合主義。エレメントという世界観を我々の生きる自然を表現する意図で用いたならもっと予想を超える自然の神秘を見たかった。

 

【書評感想ネタバレ☆3】メインテーマは殺人

評価 5/10

トリックがよかった。伏線が結構張られていて、トリックに納得感がありよかった。殺人の動機が詳しく書かれていたんだけど面白くなかった。文体も普通。

【映画感想ネタバレ☆4】悪女

評価 7/10 ネットフリックス

演出や構図が練りに練られている作品。女優の演技もいい。主人公の心理の変化に共感しにくくカタルシスを感じるシーンも弱くて残念。

【書評感想ネタバレ☆5】そしてミランダを殺す

評価 8/10

心理描写や状況描写、比喩が巧みだった。心理描写はとくに想像を超えていてすばらしかった。フリとオチがしっかりしていてエモい。サスペンスとしてはもとっとハラハラさせてほしかった。

【映画感想ネタバレ☆4】バッドランドハンターズ

評価 6/10 ネットフリックス

アクションが気持ちいい! カメラワークに凝っていた。

シナリオはテンプレでつまらない。クスりと笑えるシーンもありよかった。