2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】『定理の作り方』(竹山美宏)の感想

数学上の問題を解決するときのステップが分かる。これを読めばすぐに素晴らしいアイデアがひらめく…というものでは決してないが、ヒントは得れた気がする。 本書を読む際にとったメモ 問題の条件や仮定を使っていくつかの候補に絞り、その候補を一つずつ調べ…

【書評】もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学(ダニエル・Z・リーバーマン , マイケル・E・ロング )を読了

オーガズムを感じているときの脳は、今ここに注目している状態というのは興味深い。 しかし、読んでみると著者は脳科学の専門家というわけではないんだなと感じた。専門家がドーパミンについて書いた本が出れば、この本はいらないかも。 以下本書を読む際に…

ブループリント:「よい未来」を築くための進化論と人類史(ニコラス・クリスタキス)を読了

どのような人が集団内で敬われるか、どのような人がモテるかというと、親切心のある人や愛のある人とのこと。 あと、本書の主張に矛盾を感じた点。 " data-en-clipboard="true"> ある集団から別の集団に乗り換えることができることが集団への愛着を生むとあ…

『若き科学者へ』(P・B・メダウォー著)を読了

ノーベル賞生物学者メダワーによる、理系の若者への助言の書。科学について書かれた章がよかった。『科学の日々の仕事の本質は、仮説をテストすることにある』とのこと。 誰かの役に立つかもしれないので本書を読む際にとったメモを以下にのせておきます。 …