ブループリント:「よい未来」を築くための進化論と人類史(ニコラス・クリスタキス)を読了

 どのような人が集団内で敬われるか、どのような人がモテるかというと、親切心のある人や愛のある人とのこと。

 

 あと、本書の主張に矛盾を感じた点。

 ある集団から別の集団に乗り換えることができることが集団への愛着を生むとある。そこから身内びいきや差別が発展するととれる。
 しかし、人種差別が大きな問題として取りざたされているのに、人種の変更はできないことは矛盾をしていると感じる。人種への愛着は、他の乗り換えることができるものへの愛着より小さいといえれば矛盾はないが。皆さんはどう感じましたか?
 
 
 誰かの役に立つかもしれないので、本書読んだサイトにとったメモを以下に記載します。*下巻分のみメモをとりました
 
18ペットがいると痛みを耐えれる時間増える
42ウィキペディア 小さな集団内での協力の形がエスカレートしている
64排他的なふるまい 人には見せないような行動
78ホモフィリーヘテロフィリー 数学の宿題を手伝ってほしいときヘテロフィリー
個人的なこと内密なことを話せる 時間を使う
93人間はおのずと自分の属する集団を他の集団と区別してポジティブに認識するようにできている
個人の自尊心は集団への所属意識からきている
自集団と他集団の差が最大になるように割り振る
原油などの欠乏が現代世界の有効な戦争予測因子
103ある集団から別の集団に乗り換えることができること が集団を大事にすることが生まれる
105差別が亡くならないのは、思いやりのある寛大な感情が内集団のメンバーだけに向けられていて外集団には向けられていないから
142協力とは集団全員が得すことに貢献することだ
154処罰の傾向をより強く示す文化ほど利他行動を示す傾向も強い
155フリーライダーが増え始めると孤独者のほうが得
157動物が社会的集団を形成する理由の一つは学習の強化が可能になるから
180リンバルリングがはっきりとした人を好む