『人に頼む技術』(ハイディ・グラント・ハルヴァーソン)の書評・感想 ☆4/5

結構よかった。"共通の目標を語る"や、"自分自身を正確とらえたいという欲級は、自分自身を肯定的にとらえたいという欲級を上回る"は大事そう。

 

 

 

自ら望んで支援の手を差し伸べている感覚が大事
p26自分よりも劣る人を意図的に選んで比較することで自分のステータスの報酬を与えている
p26誰かに何かを頼むとき、ステータスへの脅威、確実性への脅威、自律性への脅威、関係性への脅威、公平性への脅威
p37ノーと断る時に負荷が生じる
p60嫌な印象を抱いている人の頼みごとに応じることでその相手への嫌な印象が薄れる
p133一般的に同じチームにいる人は心の中で必要なときはお互いに助け合おう
p129ダメな頼みごとのパターン 共感に頼りすぎる、やたらと謝る、言い訳をする、楽しさを強調する、些細なことだとアピールする、借りがあることを思い出させる,助けられたことの自分にとってのメリットを強調する
p153人間が生き延びるには、集団の一員であることが不可欠だから 自分が誰であり、どんな人間なのかという私たちの感覚に大きく貢献している
p175強い仲間意識を生み出すのは、経験のほう
p191セルフハンディキャッピング 真剣に取り組むことを意図的に放棄することで失敗したときにその理由を努力しなかったことに転嫁させようとする方法
p192アイデンティティと結びつける 親切なことをしたではなく親切な人
p198自分にしかできない形で誰かを助けることで、自尊心は高まるのです
p207自分たちの行動が現実世界に影響を及ぼしているという手ごたえを感じているからこそそれを続けている
 
p185自分自身を正確とらえたいという欲級は、自分自身を肯定的にとらえたいという欲級を上回る テキサス大学オースティン ウィリアムスワンの実験