Mind in Motion:身体動作と空間が思考をつくる(バーバラ・トヴェルスキー)の感想・書評☆4/5

 身体動作や空間が思考に影響を与えていることを示す実験結果などを本書では多数紹介している。すぐに役立つ話は少ない(映像を使うと学習効率がいいや、デザイン系の話に限られる)点で星をマイナス1。思考の奥深い部分でどうなっているかを知りたい人向けの本です。

 

 

 

2空間は2つの制約を与える。近接性と重力である
3語りには線形の構造がある
6頭と手には大きさに比して多くの皮質ニューロンが存在する
12動作が知覚を変える 動作が脳を変える プリズムメガネの実験
73人間の実際の空間の実際の場所に対応する脳のメカニズムは概念上の空間についてのアイデアにも対応する 空間的思考が抽象的思考を可能にする
94人はまるで目の前で物体が回転しているのを見ているかのように、心の中で回転させることができる
138 ジェスチャーはその環境に似たものを作る。場所や道を、少しづつバーチャルの地図に配置していく。突き詰めるとジェスチャーは言語を思考に翻訳するのだ
172点・線・矢印・箱・サークル・センター・外縁、対称などの基本要素で作られた頭の中や現実世界での形態や枠組みが思考の構造を表現する
181わたしたちは時間に関すことを話すとき、空間での移動を表す言葉を使う
209言語を構築するのは空間である
247アイコンは類似をとうしてまたは暗喩や代喩をとうして意味を獲得する
254人々に好まれるあるいは力を持つ映像は西洋の言語では左に置かれることが多い