書評

【書評感情】感情制御ハンドブック【☆5】

数多くの研究から、感情制御の方法について説明している良書。前半分しか読んでないが勉強になった。 感情制御の方法として、再評価・気晴らし・目標の設定・状況修正・ラベリングを挙げている。試してみたがどれも効果があった。

【書評感想】BIGHIT KPOPの世界戦略を解き明かす5つのシグナル【☆4】

アイドルが売り出されるまでのプロセスが分かり勉強になった。どんなメッセージを伝えたいかが最初の方にあるのは驚き。能力よりも人柄が大事。韓国国内ではアルバムの売り上げが上がっているなどの知識もデータとともに説明されていて良かった。

【書評感想】すごい哲学【☆4】

哲学をほとんど勉強していない状態で読んだのですが面白かった。こんなことまで哲学者は考えているんだと幅の広さに驚いた。哲学を勉強したいが特に興味がある分野がない人におすすめ。

【書評感想】ダマシオ教授の教養としての意識 機会が到達できない最後の人間性【☆4】

感情とホメオスタシスが密接にかかわっていることを示していて勉強になった。後半の意識の部分になったとたんに中身が薄くなった印象を感じた。カンデル神経科学の感情の章と内容的にはほぼ同じな気がします。

【書評感想】マーベル・シネマティック・ユニバース音楽考 映画から聴こえるポップミュージックの意味【☆4】

音楽の意図について詳しい考察が聞けて良かった。どのような歌詞が流れるタイミングでどのような演技が行われるか、緻密に考えられていて驚いた。曲やアーティストのイメージがシーンと合っているかが大事と感じた。

【小説感想ネタバレ】この部屋から東京タワーは永遠に見えない【☆4】

評価 6/10 競争社会の影の部分をおもしろおかしく描いた作品。他山の石にもできる嘲笑してエンタメへと消化もできる。個々のエピソードは既視感がありオリジナリティが少なく残念だが感情に刺さるところを抽出してうまく表現できていて楽しめた。

【小説感想ネタバレ】同志少女よ敵を撃て【☆4】

評価 7/10 怒涛の展開にわくわくして最後まで見れた。戦闘シーンにリアリティを感じた。エンタメ性がもっと欲しかった。

【小説感想】訴訟王エジソンの標的【☆4】

評価 7/10 エジソンやテスラの発想法などが勉強になった。科学哲学についての知識も学べる。終盤で出たあのキャラの大物感がでていてよかった。訴訟について詳しくないので展開のリアリティが分からないが、訴訟で3エジソンに勝つというシチュエーションがよ…

【書評・感想】スーパーファウンダーズ 優れた起業家の条件【☆5】

膨大なデータから色々な教訓を明らかにする一冊。意外なデータも多少あったけど多くはセオリー通り。その高い壁をどう乗り越えるかはこの本にはのってない。

【書評感想】批評について 芸術批評の哲学(ノエル・キャロル)【☆4】

評価 6/10 批評とは理由に支えられた価値づけ。価値づけを補助する方法として、記述、文脈付け、分類、解明、解釈、分析を上げている。 見る人に資する批評の方法を明らかにしていて素晴らしい。価値づけが大事という話が多く、どうやって価値づけするかにつ…

【書評・感想】7POWERS【☆4】

7パワーというのはどれも大事なんでしょうが、有名な話が多かったのが残念な点。ビジネス書をあまり読んでない自分には役に立った。

【書評・感想】代替行動の臨床実践ガイド【☆5】

とても実践的な本。具体的なアドバイスが詳しく書かれており役に立った。 代替行動をざっくり説明すると望ましい行動と望ましくない行動を決め、望ましい行動だけを強化子(報酬)をもちいて強化する方法。心理学の基本をもとに作られているため、信頼できる…

脳の中の自己と他者を読了

自己と他者についての数多くの知見がのっている。自己の感じ方に影響する自己主体間と身体所有感はどのような事象とともに変化するか、他者を感じるミラーシステムがどのような事象とともに変化するかなど。エンターテイメント作りのヒントが得られて満足。…